先輩の声

  • 文化部出身ですが、体育会系でなくても親しみやすい雰囲気の会社です。

    生産・品質管理業務 N.N.

    • 品質管理室
    • 2019年入社

    ※ 所属はインタビュー当時のものです。

Q.お仕事の内容について(部署全体の業務/担当されている業務)

当社がメーカーとして製造・販売しているブランド全ての品質管理に関わっています。メインは野球とコンバースのバスケットボール用品です。常に品質の良い商品を届けるため、企画開発や生産管理、工場など様々な部署と連携し品質の維持、向上に取り組んでいます。長い間ご愛用いただけるよう、材料の強度や染色性などの品質テストを行い、結果データを管理し基準を決めています。お客様が使用して、万が一不具合があった場合は、原因調査し同様の問題が再発しないように改善します。また、品質を維持向上するための業務マニュアルも作成・管理しています。

Q.ゼットを就職先として選んだ動機

高校時代に応用化学、大学では家政学部で被服を専攻していたので、ユーザーのパフォーマンスを支える機能性、着る人、見る人の心を動かす審美性をスポーツ用品は兼ね備えていると感じ興味を持ちました。数あるスポーツの中でも野球観戦が趣味だったことと、アルバイトで野球中継に関わったことをきっかけに、特に野球に携わる企業への就職を希望するようになりました。今までの経験分野を最大限に活かし、野球に携われるのは、長い歴史を持つ「ゼット」だと思い志望しました。

Q.入社して実感したこと(例えば、入社前と入社後のギャップなど)

学生時代に学んだ繊維や化学の知識、研究の考え方や、造形など服飾関連の実習経験が思っていた以上に業務で活かされていることです。しかしながら、業界のことや専門的な内容は分からないことがまだまだ多く、毎日が勉強です。部署の上司や先輩に指導していただくことはもちろん、他部署の先輩にも聞きやすい環境で働くことができています。また、資格取得のためのサポートもあり、入社後も様々なことに挑戦できると感じています。

Q.仕事場や一緒に働いている方々の雰囲気(社風)について

皆スポーツが好きで、スポーツに携わる仕事にやりがいを持って働いていると思います。私は文化部出身ですが、体育会系でなくても親しみやすい雰囲気があります。
年に数回行われる労働組合のイベントなどでは、仕事であまり接点のない他部署の方とも交流の機会があり、親睦を深める良い機会にもなっています。

Q.仕事に対してのやりがい(例えば、最も嬉しかったことなど)

自分が開発段階から携わった商品が、様々な場面で使われているのを見ると嬉しいです。試行錯誤して考える業務が好きで、例えば実使用に近い条件で商品のパフォーマンスを比較測定する時には、最適な条件を決定したり新しい評価方法を考えることもあります。自分のアイデアや提案がチーム内で役立ち、評価がうまくいくと非常に大きな達成感を得られます。

Q.仕事の中で最も苦労したこと

品質を維持向上させるための全部署のマニュアルを大幅に改正したことです。
特に品質基準の再検討については、海外工場や材料メーカーなどにも誤解なく理解され順守してもらえるように考えながら、作成するのにとても苦労しました。

Q.仕事における、現状の課題や問題

商品にできるか否かを判断する場面が多く、お客様の信頼や利益に影響する仕事なので、更に経験を積んで適切な判断ができるようになりたいです。社会の変化によりユーザー評価も移り変わるため、時代に合わせ求められる品質をアップデートし続けることも重要だと感じます。品質管理は決まった内容の仕事が少ないからこそ、新たな課題を見つけて取り組むことが大切だと思います。知見を広げて発想の引き出しを増やすこと、様々な角度から考え抜く訓練など、日々の努力を継続していきたいです。

Q.将来の夢や目標

私の夢は、ものづくりを通じてスポーツと社会を繋いでいくことです。身に着ける衣服や道具は、生活や心を豊かにすることができ、機能性や品質はパフォーマンス向上には欠かせないものです。
今後は品質管理に加え、商品開発など新しい仕事にも挑戦し、使う人の暮らしや心を豊かにする一助となる商品を創ることが目標です。スポーツの活性化や振興に貢献できるように、これからも自分にできることを真摯に着実に積み重ねていこうと思っています。

Q.主な1日のスケジュール(モデル例)

ルーティンワークは少なく、その時に必要な内容の業務に時間を使います。
普段は定番品やシーズン商品の品質試験の方法を決定したり、進捗や結果の管理を行います。
また、部署での打ち合わせや取引先との品質ミーティングも定期的に実施しています。
変動的な業務も多く、状況に合わせて自分で考え課題解決していくことも多いです。